2024年6月28日
/ 最終更新日時 : 2024年7月10日
SST@HP

精密成型前

精密成型後
高精度3Dスキャンによる包丁表面の偏差測定事例

2024年6月28日
神奈川県にある包丁の製造元様よりご依頼を頂き、包丁表面の偏差測定をさせて頂きました。ご依頼元の包丁は、刃の面が均一になるように精密成型されているそうで、その工程の前後が視覚的にわかる測定データが欲しいというご依頼でした。精成型前と成型後の和包丁をお借りしてスキャンし、表面の偏差を表すカラーマップを作成しました。


成型前の面は、凹凸があるのに対し、成型後は面が均一であることがカラーマップで一目でわかります。この事例のように、坂本設計技術開発研究所では2つ以上の物の偏差を、寸法やカラーマップで比較表示することができます。
3Dスキャナーを活用した坂本設計技術開発研究所のサービスについて詳しくはこちら
余談ですが、お預かりした包丁は非常に高品質で見た目も美しく、製造元の職人魂をまざまざと感じました。こだわり抜かれた高品質な和包丁が、美しく味の良い日本料理を生み出すのでしょうね。 日本が世界に誇る素晴らしい文化だと思いました。
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